研究課題
若手研究(B)
(1)犯罪の重大性に関する認識の文化差は、以前はあまり大きくないと考えられていたが、1980年代以降、そのような見解をくつがえす研究が発表されている(先行研究のレビューによる)。(2)先行研究で明らかとなっている犯罪の重大性に関する認識の程度と、自己申告非行尺度に関する研究から算出される犯罪の実行困難度は、高い相関関係にあると考えられるが、厳密な検討を行うためには、今後さらなる研究が必要である。
犯罪社会学