研究課題
若手研究(B)
本研究は、フランス及びベルギーを中心とし、イギリスなどのその他の国も考察対象として、共同生活を送る同性カップルに各国がどのような法的効果をどのように認めているか、各国の共通点と相違点を調査する一方、日本において同性カップルが直面している課題とありうる対応策について検討した。その結果、同性カップルへの法的対応を進めている国々と比較して、日本の婚姻法には夫婦の不平等性が残るなどの多くの特徴があり、それらの特徴を踏まえた対応を考える必要があることが明らかになった。
民法