研究課題
若手研究(B)
本研究においては、遺言をする際に、財産の譲受人である受遺者の財産の処分権の行使を制限するような内容の処分を、遺言者が行うことができるのかという問題について扱った。フランス法の継伝処分、用益権という制度を比較法の研究とすることを通じて、遺言者にも財産処分の自由があると同時に、受遺者の処分権の行使を制限することについては、一定の制約があることを示した。
民事法