本研究は、政策評価結果の予算編成過程への反映の手法である業績予算について、我が国の中国・四国地方の自治体を事例に実証的に検討するものである。これまで米国連邦政府の政策評価・業績予算運用の1つの基礎となっていた政府業績成果法の改正法(GPRA Modernization Act of 2010: GPRAMA)、すなわち政府業績成果近代化法について学術雑誌に研究成果を初年度に論文として発表した。また、研究の分析視角を得ることと実務での応用を目的に、米国で活用が広がりつつあるプログラム評価の手法であるロジックモデルについて米国の非営利組織が公表しているワークブックの日本語版を刊行した。
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