• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 実施状況報告書

〈外交儀礼〉を通じて見る近代移行期東アジアの国際秩序

研究課題

研究課題/領域番号 24730147
研究種目

若手研究(B)

研究機関島根県立大学

研究代表者

石田 徹  島根県立大学, 総合政策学部, 助手 (90386524)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード日朝関係 / 外交秩序 / 華夷秩序 / 対馬
研究概要

1.長崎県立対馬歴史民俗資料館での史料収集 平成24年10月11日から22日にかけて長崎県立対馬歴史民俗資料館で、宗家文庫の史料調査を行い、「大島書類」をはじめとする前近代・近代移行期の日朝関係に関する史料を収集した。
2.外務省外交史料館での史料収集 平成25年2月23日から28日にかけて外務省外交資料館で、「花房義質関係文書」、「沢宣嘉関係文書」、「外務省記録」などの史料調査を行い、明治初期の日朝関係、ならびに外務省内の事務規定などに関する史料を収集した。
3.関連学会・研究会への参加 平成25年3月30日に立教大学松田宏一郎教授の主催する研究会において発表を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初計画していた史料収集に関しては充分所期の成果を達成することができた。大量に収集することができたので、その整理・分析には時間がかかっているが、初年度の計画としてはおおむね順調に進展していると考えられる。

今後の研究の推進方策

平成24年度に200,000円の繰越金が発生したので、次年度(平成25年度)に請求する研究費は700,000円となる。今後の研究の進め方としては以下のように考えている。
1.韓国内にある宗家文庫史料(韓国国史編纂委員会所蔵)などの調査・収集。
2.明治初期の「修信使」関連資料の調査・収集。
3.収集した史料の整理・分析。

次年度の研究費の使用計画

次年度(平成25年度)の研究費の使用計画は概ね以下の通りである。
1.出張:韓国での史料調査のための出張(韓国ソウル、釜山を予定)・国内での史料調査のための出張(主に対馬、ならびに東京)・関連学会、研究会参加のための出張の3種。
2.物品:主に、前年度同様、日朝関係関連書籍の収集を行う。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 転形期における中国と日本(8章 華夷秩序をめぐって・分担執筆)2012

    • 著者名/発表者名
      飯田泰三・李曉東編
    • 総ページ数
      319 (235-261)
    • 出版者
      国際書院

URL: 

公開日: 2014-07-24  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi