研究課題
若手研究(B)
本研究では、大連立政権期の東方政策に関して、外交交渉、政党政治、国内政治の三つの観点から検討した。研究の成果として、共著や雑誌論文の刊行、国際セミナーを含む学会報告などを行った。これらを通じて、大連立政権の東方政策が、政権を構成するキリスト教民主同盟/社会同盟とドイツ社会民主党の間の対立をはじめとする様々な制約の中で、後のブラント政権の東方政策による革新的要素を準備しつつも、それを政権期関内には実現できなかった背景を分析することができた。
国際関係論