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2016 年度 研究成果報告書

自己に関する学習のランダム・サーチへの影響

研究課題

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研究課題/領域番号 24730164
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 理論経済学
研究機関流通科学大学

研究代表者

丸山 亜希子  流通科学大学, 経済学部, 准教授 (00508715)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2017-03-31
キーワード不完全自己認識 / ランダムサーチ / 学習 / 情報の経済学 / 労働市場 / 結婚市場
研究成果の概要

自分のタイプを知らない不完全自己認識者は、マッチする相手を探す間に、他者からオファーや拒絶を受け取り、それにより自分のタイプを学ぶ。彼らは拒絶された時、彼らの留保水準(受諾する最低の賃金や魅力の水準)を低下させ、オファーを貰った時はそれを上昇させない事がわかった。結果、彼らは相手探し中、徐々に留保水準を低下させていく。
また、学習過程中、不完全自己認識者は、しばしば完全自己認識ならば受け入れる相手を断り(楽観行動)、断る相手を受け入れる(悲観行動)。この楽観・悲観行動は自身の相手探しに影響を与え、さらに、楽観行動は最も下のタイプの人達のマッチを妨げる。一方、悲観行動はそのような効果は持たない。

自由記述の分野

経済学

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公開日: 2018-03-22  

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