研究課題
まず前年度に開発した統計的モデルの推定手法を改善できるか検討を行った.標準的と考えられる改善を行ったものの,問題に固有の選択肢の多さから,改善には限界があることが分かった.そのため高速な科学計算用言語を用いて計算を行えるようにすることで計算時間の短縮を図った.また更なる統計的モデルの改善にも取り組んだ.その結果前年度までのモデルを前提にすれば,選択肢の数をある程度減らせることが分かった.ただしパラメータの数が多いためもう一段の検討が必要であると考えている.