研究課題
若手研究(B)
本研究は教育の役割と効果に着目し以下のような研究を行った。第一に、教育水準(大卒・大学院卒)と専門性(文系・理系)に着目した企業の労働需要モデルを構築し、上場企業を対象にした企業の個票データを用いて、このモデルを検証した。分析結果、業種によって教育水準と専門性の需要が大きく異なることが明らかとなった。第二に、家計の個票データを用いて、親の所得が子どもの教育水準に影響を与えていること、厳しいしつけが子どもの学習時間を増加させることを明らかにした。
社会科学