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2013 年度 実施状況報告書

ミクロ的生産性とマクロ的パフォーマンスの間の非線形関係についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 24730235
研究機関旭川大学

研究代表者

浅沼 大樹  旭川大学, 経済学部, 准教授 (10579965)

キーワード企業間ネットワーク / 生産性格差
研究概要

平成25年度の研究実績は、残念ながら客観的に確認できるものは挙げることができなかった。
研究目的達成のためにモデルとプログラムの改善に取り組み、平成25年度中の論文完成に向けて研究を進めてきた。
しかし、同時に4月からの旭川大学赴任に関して、講義準備、講義、ゼミ、校務、外部での講演など今まで入ってこなかった業務をこなす必要に迫られたため、十分な時間と精神的余裕が得られなかったこともあって、当初の目標を達成することはできなかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

平成25年度は旭川大学赴任最初の年度であったため、研究以外にこなさねばならない業務が急増したこと。

今後の研究の推進方策

今後はまず、サプライチェーンを明示的に導入した生産性格差モデルのシミュレーション・プログラムを完成させ、早急に論文を発表する。それには、Delli Gatti, D., M. Gallegati, B.C. Greenwald, A. Russo and J.E. Stiglitz, ''Business Fluctuations and Bankruptcy Avalanches in an Evolving Network Economy'', Journal of Economic Interaction and Coordination, Vol.4, pp. 195-212 を参考にする。この論文では、中間材生産企業と最終財生産企業が存在し、サプライチェーンが導入されている。このモデルに生産性格差や企業間の価格交渉力を導入して分析を進める。著者のA. Russo, M. Gallegati両教授とは面識もあり、助言も得られるので、研究がうまく進まない場合のフォローも考えている。

次年度の研究費の使用計画

校務とのスケジュール調整が合わず、学会報告ができなかったため、当初予定していた旅費が計上されなかったことによる。
積極的に国内外の学会や研究会に出席する。

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公開日: 2015-05-28  

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