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2015 年度 研究成果報告書

なぜ流動性の罠が生じるのか?その原因と予防、対処法に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24730241
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 経済政策
研究機関首都大学東京 (2014-2015)
信州大学 (2012-2013)

研究代表者

荒戸 寛樹  首都大学東京, 社会(科)学研究科, 准教授 (90583518)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード流動性の罠 / 金融政策 / 情報の不完全性 / 量的緩和政策
研究成果の概要

名目金利がゼロに達し、それ以上金利の下げられない状態である「流動性の罠」の原因および対処法について主に研究を進めた。その結果、金融市場の不完全性が存在する下では自然利子率が大きく低下し流動性の罠に陥る可能性が高いこと、内生的成長モデルにおいては従来考えられてきた最適金融政策よりも生産量の変動の緩和が重要であることを示した。また、マクロ経済モデルに外国為替市場のマーケットマイクロストラクチャーを明示的に導入することで、量的緩和政策が為替レートの変化を通じてマクロ経済に与える影響の重要性を認識した。

自由記述の分野

マクロ経済学

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公開日: 2017-05-10  

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