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2013 年度 研究成果報告書

近代日本における地方工業化の展開と論理

研究課題

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研究課題/領域番号 24730292
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 経済史
研究機関鹿児島大学

研究代表者

三浦 壮  鹿児島大学, 法文学部, 准教授 (60432952)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
キーワード社会経済史 / 地域社会 / 資本市場 / 石炭産業史 / 地域工業化 / 渡邊祐策 / 技術導入 / 地方資産家
研究概要

近代日本における地方工業化に対して,地方資産家が果たした役割はきわめて大きいものがあった.その原動力を,山口県宇部地域の工業化過程を対象に実証分析を行った.
その結果,自らが共同投資をしないと地域社会が自らを受け入れてくれないという「連帯的強制」と,地域社会の持続的発展に寄与したいという「貢献意欲」が並立的に存在したことを二次資料からではあるが推認した.地方企業への投資動機は経済的動機と社会的動機に明確に区分されるものではなく,「地域社会の発展」という社会的動機により投資をした企業が利益を上げる組織に変化していくなかで,最終的に社会的動機が経済的動機をみこしたものになっていくことを示した.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 戦間期日本における鉱業資本家と地方工業化の展開――山口県宇部地域における株主の投資行動と所得構造を事例として――2013

    • 著者名/発表者名
      三浦壮
    • 雑誌名

      社会経済史学

      巻: 第78巻第4号 ページ: 3~26

    • 査読あり

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公開日: 2015-06-25  

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