国内外での関連図書を収集・読解し、論点の整理を行うとともに、国内の関連施設を訪問し、知見を高めた。成果としては、まず海外でどのような視点で研究されているのかを確認するために『デザインドリブン・イノベーション』という英書を翻訳し、出版した。 次に共同論文を毎年、執筆し、2012年~2014年の間に7本を大学の紀要に掲載した。こうした論文の定期的な公表を行うことで、ピアレビューを受けることができ、研究での欠如した部分を明確にすることができた。 そうした不足点を補い、2014年9月に完成させたのが『デザイン・バイ・マネジメント』という共著である。最終年度の2015年には結論的な単著論文を1本公表できた。
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