研究課題/領域番号 |
24730339
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
許 佑旭 明治大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (00547789)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 中華系家族企業 / ジェンダー |
研究実績の概要 |
2014年の6月までは2014年3月から4月にかけて台湾で収集したセカンダリー・データを分析した結果とこれまでに分析した定性的なデータと文献とを用い、定量的なアンケート調査で使用する質問票の初稿を完成した。そして、7月から8月にかけて、一回目のパイロットスタディを行なった。その結果で質問票を訂正しなければならないところが判明した。
2014年の8月からアンケート調査に協力する人すなわち「被験者」を捜し始め、日本の業者にも問い合わせをしたが、当リサーチのアンケート調査に適する被験者の条件(すなわち、台湾の家族或いは同族企業の企業主の妻、娘、嫁といった女性が対象)がかなり厳しかったので期待したサンプルの数に達することができなかった。それが故に、一年間の延長を申し込んだ。
2014年の8月と2015年の3月で二回に分けて台湾で定性的なデータをインタビューで収集した。今はデータを分析している途中で、年内で論文を一本完成し、国際学会で発表するように努力している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
理由は二つある。 一つ目はすでに述べたように、サンプルの数のことである。被験者の数を増やすことは2015年度の努力の目標となる。二つ目はアンケート調査で使用する質問票には直さなければならないところがあるので、問題点を訂正し、再びパイロットスタディを行なう必要がある。
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今後の研究の推進方策 |
2015年度の目標はまず質問票を完成することと被験者の数を増やすことである。被験者の数を増やすことに関しては私が直接に親類や友人に紹介された台湾の会社に訪ね、お願いするのが一番いい方法だと思っている。
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次年度使用額が生じた理由 |
理由は二つある。 一つ目はすでに述べたように、サンプルの数のことである。被験者の数を増やすことは2015年度の努力の目標となる。二つ目はアンケート調査で使用する質問票には直さなければならないところがある。
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次年度使用額の使用計画 |
台湾への出張と定量的なアンケート調査に使う。そのほかは当初の計画のとおりである。
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