研究課題/領域番号 |
24730348
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研究機関 | 福岡工業大学 |
研究代表者 |
尹 諒重 福岡工業大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (50585213)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 人材マネジメント / 研究開発 |
研究実績の概要 |
研究計画を半分程度達成できたと思われる。当初の計画は平成26年度に終了することになっていたが、平成25年ごろから始まった円安効果により予算内で同時に実施することが困難となった。 平成26年度には、韓国の研究開発組織に対する人材マネジメントの実態に関する論文や資料を集める一方で、韓国現地企業を訪問し実態について調査を行った。これらの情報をもとに分析の基本となる分析枠組みを設定した。分析枠組みに合わせ作業仮設を想定し、アンケート項目に落とし込むための予備的作業を行った。 ただ、韓国の調査会社と事前打ち合わせを行ったところ、現段階ではアンケート項目の具体性を補完すること、加えてアンケート分量を調査実施に向けて減らす必要があるとアドバイスされた。 平成26年度の研究成果は、資料調査とフィールドワークに基づく分析フレームワークおよび作業仮設を設定でき、予備的なアンケート項目作成ができた点である。今後アンケート実施に向けて改善を図りたい。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
事前調査を重ねてきているので、仮設の設定は順調に進んでおり、仮説をアンケート項目に落とし込む作業が必要な段階にある。ところが、次の段階に入るにあたり支障があり遅れが生じた。 研究計画に遅れが生じた具体的な理由は2つある。第1に円安の影響で韓国におけるアンケート調査費用が補助事業1年目に比べて膨れ上がったため、調査会社とサンプル数および調査分量について調整が必要であった。第2に事前調査に基づく仮設の作成およびアンケート項目の絞り込みに時間がかかった。
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今後の研究の推進方策 |
聞き取り調査と文献調査に基づき、韓国における民間企業の研究開発人材に対するアンケート調査を行う計画である。計画当初は日本も含めて比較分析を想定していたが、円安効果により予算内で同時に実施することが困難となった。 韓国の調査会社を使いアンケートを実施する予定であるが、現在の予算を勘案して調査内容の分量とサンプル数を調整する必要がある。これからは韓国のアンケート調査に的を絞り、未使用の直接経費を全額使用する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
事前調査を重ねてきているので、仮設の設定は順調に進んでおり、仮説をアンケート項目に落とし込む作業が必要な段階にある。ところが、次の段階に入るにあたり支障があり遅れが生じた。 研究計画に遅れが生じた具体的な理由は2つある。第1に円安の影響で韓国におけるアンケート調査費用が補助事業1年目に比べて膨れ上がったため、調査会社とサンプル数および調査分量について調整が必要であった。第2に事前調査に基づく仮設の作成およびアンケート項目の絞り込みに時間がかかった。
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次年度使用額の使用計画 |
聞き取り調査と文献調査に基づき、韓国における民間企業の研究開発人材に対するアンケート調査を行う計画である。計画当初は日本も含めて比較分析を想定していたが、円安効果により予算内で同時に実施することが困難となった。 韓国の調査会社を使いアンケートを実施する予定であるが、現在の予算を勘案して調査内容の分量とサンプル数を調整する必要がある。これからは韓国のアンケート調査に的を絞り、未使用の直接経費を全額使用する予定である。
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