• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 実績報告書

構成概念妥当性の検証を中心とした尺度開発法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 24730360
研究機関福島大学

研究代表者

中村 陽人  福島大学, 経済経営学類, 准教授 (90548489)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード尺度開発 / 構成概念妥当性
研究実績の概要

本研究の目的は心理学やマーケティング、消費者行動などの分野で用いられている尺度開発法や構成概念妥当性の検証方法、数値基準に関して広く先行研究をレビューし、より厳密で信頼できる手順や数値基準の確立を目指すことである。
平成24年度は書籍のリストアップとジャーナルの選定、論文の整理項目の検討を行った。Journal Citation ReportsとSCImago Journal & Country Reportsのランキングデータなどから、経営学系、心理学系のメジャーなジャーナルを暫定的に70誌ほど選定した。平成25年度は試験的にマーケティング分野のトップジャーナルの一つであるJournal of Marketing Researchを整理した。整理方法の試行錯誤や検討項目の追加によって時間がかかった。平成26年度は先行研究の整理を進めた。整理の仕方がようやく定まったものの、一つ一つの文献から抜き取る情報が非常に多いため予想以上に時間がかかってしまった。それでもマーケティング関係のトップジャーナルと呼ばれているJournal of Marketing Research、Journal of Marketing、Journal of Consumer Researchの3誌についてまとめることができた。
平成27年度は心理学分野へと対象を広げた。リストアップした雑誌全体に広く目を通し尺度開発や構成概念妥当性の検証方法、数値基準などについて比較したところ、用いられている手法などが非常に多様で整理する目処が立たなかったことから、心理学の中でも特に社会心理学分野に対象を絞りJournal of Personality and Social Psychologyについて整理した。その結果、近接分野であっても分野によって用いられている手法や基準に様々な差異が見られることが明らかとなった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件)

  • [雑誌論文] 多特性を考慮したサービス・タイプの分類2015

    • 著者名/発表者名
      中村陽人
    • 雑誌名

      商学論集

      巻: 84(2) ページ: 1-18

    • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり

URL: 

公開日: 2017-01-06  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi