研究課題
若手研究(B)
本研究の狙いは、利益属性の国際比較を行い、そこに現れる制度的な特徴や要素を分析したうえで、会計基準の変化が企業行動に与える影響について検討することにある。本研究では、日本企業の利益属性を多面的に分析・検討し、(1)黒字決算が多い、(2)平準化の程度が高い、(3)費用収益の対応度が高いなどフローベースの数値を相対的に重視している傾向があることを示したうえで、それらが企業の投資行動、配当行動に与える影響を検討している。検討の結果、日本企業は他国に比べて、安定的・持続的な投資・配当行動を求める傾向があり、黒字決算や平準化の程度はそうした行動と関連していることが確認された。
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