研究課題
若手研究(B)
消費社会のグローバル化が活発なアジアにおいて、アジア系女性をめぐる人種認識・表象の再編成を明らかにすることを目的として研究を実施した。調査の結果、国家間関係やナショナリズムが人種認識のプロセスに影響を与えていること、また日本におけるフィリピン女性については、消費文化のなかで表象の変化の兆しがみられると同時に、地域社会のなかでの対面的な社会関係を通じてフィリピン女性にたいする認識が変わる可能性が明らかになった。
社会学