研究課題
若手研究(B)
いわゆる「薬害HIV」感染と性行為感染とを区別しない現在の日本のHIV/AIDSに対する医療体制の確立に、「薬害」感染被害者Y氏による諸活動が大きく寄与していた。故人の関係者への聞き取り調査や資料分析により、大学生時代の自立生活運動へのコミット、サンフランシスコでの性感染者との出会いが、「良心的支援者」としてY氏がHIV/AIDS問題へと関わる経験となったことを明らかにした。
医療社会学