研究課題
若手研究(B)
2011年に発生した東日本大震災は多くの被災者を生み出すことになったが、大津波そして原発事故の発生により、遠隔地への広域避難を余儀なくされた人々も少なくない。本研究がテーマとするのは、こうした突然の生活圏の変容と、被災者の新たな生活課題の生起である。なかでも、応急仮設住宅から災害復興公営住宅への「転換期」における、被災者の主体化のプロセス、ボランティア・NPOなど支援者との相互作用について、インテンシブなフィールドワークを踏まえた記述・分析をおこなった。
社会学