研究課題
若手研究(B)
本研究は,空間統計学の知見を態度研究に応用し,第一に社会的態度を三次元空間に可視化すること,第二に時系列的な変化をそのモデルで表現,予測することを目指した。対人的態度のデータと社会的態度のデータそれぞれに対して三つの空間補間モデルによる可視化,並びに予測的基準によるモデル間比較を行った。結果として,二種類の三次元モデルと三種類の空間補完モデルを組み合わせることで可視化できること,小集団データに対しては社会心理学の古典的なモデルが最も当てはまりが良いことが明らかになった。
社会心理学