| 研究課題/領域番号 |
24730548
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| 研究機関 | 日本女子体育大学 |
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研究代表者 |
中道 直子 日本女子体育大学, 体育学部, 講師 (10389926)
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| 研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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| キーワード | 幼児 / ふり遊び / きょうだい / 系列分析 |
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| 研究実績の概要 |
当年度は，26人の年上のきょうだい（M=5歳5ヶ月）が，彼らの年下のきょうだいであるトドラー（M=1歳11ヶ月）の前で，オヤツを本当に食べる様子（本当条件）と，オヤツを食べるふり（ふり条件）をする場面における，２者の行動の系列分析を行った。行動系列分析には，Bakeman & Quera (2011)の開発したGSEQ 5プログラムを用いた。その結果，ふり場面においてきょうだい間で表情や動作の模倣が生じていたのではないことや，きょうだいがふり動作をして，トドラーへの注視し，微笑するといった特定の行動パターンを呈示した後に，トドラーはふり遊びに参加する傾向があることを示された。これらの結果を，日本発達心理学会（日本心理学会2014年度学術大会優秀発表賞を授賞）と2015 the Society for Research in Child Development(SRCD) Biennial Meetingにて発表した。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
行動の系列分析に多大な時間を要したため，年度内に論文を執筆することができなかった。それゆえ，期間を延長することとなった。
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| 今後の研究の推進方策 |
研究の成果を論文にまとめ，学会誌に投稿する予定である。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
行動系列分析に多大な時間を要してしまったため，年度中に論文にまとめることができなかった。
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| 次年度使用額の使用計画 |
論文執筆にかかる書籍代，校閲代などに使用する予定である。
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