研究課題
本研究では、小児がん患者とその親を対象とした心理的支援プログラムの開発を目的としている。本年度は、介入ツールの作成を前年度から引き続き行い、内容を検討してきた。また、子どもを対象とした心理的支援の方法の情報収集を行ったり、医療現場で介入研究を行うことについて、現場の心理士とのディスカッションを行った。ただし、本年度は研究者の妊娠により、計画通りに研究を進めることができておらず、予定していた成果発表や介入のパイロット研究などには至らなかったため、これらについては、次年度以降の課題として取り組んでいくこととする。
4: 遅れている
研究者の妊娠、出産、育児休暇に伴い、研究は計画通り進んでいない状況である。研究期間を延長し、育児休暇より復帰後、研究を継続する予定である。
研究期間を延長し、次年度以降に、介入プログラムのツールやマニュアルを完成させる。また、実際の介入実施が難しい場合も考慮し、小児がんの支援に関わる心理士等に、介入プログラムについて意見を聞き、内容を検討することで、現場での実施可能性を高めることとする。
研究者の妊娠のため、計画通り、研究の成果発表および研究計画の実施が困難であったため。
研究成果の発表、国際誌への論文投稿のための費用、および研究協力者への謝金に用いる。
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 4件)
行動療法研究
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