研究課題
若手研究(B)
近年,小児がんの治療法が開発され,治療成績は著しく向上した。わが国においては,患者のQOLに関する研究が蓄積されているが,効果的な心理的支援方法について十分明らかになっていないのが現状である。そこで本研究では,小児がん患者の親および入院中の小児がん患者に対する短期的な問題解決療法プログラムを開発し,パイロット研究を実施した。入院中の小児がん患者に対しては,その実施可能性と一定の介入効果が確認された。
臨床心理学