研究課題
若手研究(B)
本研究では,社交不安傾向を持つ大学生を対象に,注意バイアスの改善と不安症状の低減を目的とした注意訓練プログラムを作成し,その効果について検討した。8週間にわたるプログラム実施の結果,介入群において,ベースライン時から訓練直後,およびフォローアップ時の社交不安の認知的症状に減少が見られた。今後は,より多くの対象にプログラムを実施し,長期的な介入効果について検討していくことが課題である。
臨床心理学