研究課題
若手研究(B)
中学2年生1,632名を対象に質問紙調査を実施し、自傷行為の経験、いじめの被害及び加害の経験、学校環境の認知、情緒と行動上の問題について尋ねた。分析の結果、男女共通していじめの被害と加害の双方にかかわっている者といじめの加害のみにかかわっている者は、そうでない者に比べて自傷行為を行う可能性が高いことが示された。また、女子においては学校で守られていると感じている者はそうでない者に比べて自傷行為を行う可能性が低いことが示された。援助の際には特にいじめの加害と被害双方にかかわっている者に目を向ける必要があるといえる。
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名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(名古屋大学大学院教育発達科学研究科)
巻: 第59巻 ページ: 53-59