研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は,味覚刺激と嗅覚刺激の感覚処理を動物がどのように行っているかを調べることであった。「甘い香り」という言葉があるように,味覚と嗅覚は別の感覚モダリティであるにも関わらず,強い関係性を持っていることが示唆されている。本研究で実施した実験では,動物が満腹状態であると,味覚刺激と嗅覚刺激を統合的に学習することが示されたが,その結果は頑健なものとは言えなかった。今後、味覚刺激や嗅覚刺激の動物への呈示方法をより洗練させた実験手続きを開発する必要性がある。
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