研究課題
若手研究(B)
本研究は、集団思考の質的な深化を図る授業過程の構築のために、集団的な思考の展開過程やその深化を促す指導のあり方について明らかにすることを目的としている。授業分析における子どもの思考研究の位置づけと分析視点について検討し、重要な視点として相互の関係と変化という点が挙げられた。また具体的な授業の分析を通して、子どもの思考とその深化の過程について、とくに授業におけるずれや問題がどのように顕在化し、発展するかに着目して分析を行なうとともに、子どもの思考や表現を促す教師の指導のあり方について考察した。
教育方法学