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2013 年度 研究成果報告書

沖縄地方のリスク層の若者の移行状況に関する聞き取り調査

研究課題

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研究課題/領域番号 24730660
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 教育学
研究機関琉球大学

研究代表者

上間 陽子  琉球大学, 教育学部, 准教授 (90381194)

連携研究者 打越 正行  社会理論, 動態研究所, 研究員 (30601801)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
キーワードリスク層 / 沖縄 / 若者 / 性産業 / 暴力 / リスク / 性
研究概要

本研究はこれまで焦点の当てられることのなかった、地方在住のリスクを抱える若者の移行過程の聞き取り調査である。調査において特に注目したのは、これまでの移行調査では扱われることのなかった暴力や性の問題である。暴力や性の問題は、①当事者との合意が形成しづらく、②バッシングに転化しやすいことからこれまで記述されることがなかった。本調査研究では、そうした問題が起こるのかを、かれらの資源の枯渇状況を描くとともに、当事者の合意を経ながら記述をすすめることで、貧困研究においてえがかれることのなかった、暴力や性の問題を記述することができた。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2014 2013 2012

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 小学校教師、船浮民生先生の実践分析2013

    • 著者名/発表者名
      上間陽子
    • 雑誌名

      琉球大学教育学部紀要

      巻: 第83集 ページ: 139-149

  • [雑誌論文] 建築業から風俗営業へ――沖縄のある若者の生活史と〈地元〉つながり2013

    • 著者名/発表者名
      打越正行
    • 雑誌名

      日本解放社会学会編『解放社会学研究

      巻: 26号 ページ: 35-58

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 沖縄的共同体の外部2013

    • 著者名/発表者名
      打越正行
    • 雑誌名

      龍谷大学人権問題研究会編『沖縄における階層格差と人権中間報告書』

      ページ: 15-34

  • [雑誌論文] 沖縄地方におけるジェンダー格差2012

    • 著者名/発表者名
      上間陽子, 打越正行
    • 雑誌名

      『子ども白書』、日本子どもを守る会編(草土文化)

      ページ: 159-160

  • [雑誌論文] オキナワン・ヤンキー・サブカルチャーズ――〈日本〉と沖縄の暴走族の組織原理に注目して2012

    • 著者名/発表者名
      打越正行
    • 雑誌名

      社会理論・動態研究所編『理論と動態』

      巻: 5巻 ページ: 112-128

    • 査読あり
  • [学会発表] キャバ嬢になること-沖縄<夜シゴト>で働く女性たち2013

    • 著者名/発表者名
      上間陽子, 打越正行
    • 学会等名
      日本教育社会学会第65回大会
    • 年月日
      20130000
  • [図書] 「性と暴力に抗う『親密圏』-沖縄・キャバクラで働く若年女性たちのケースから」教育科学研究会編『講座4巻地域・労働・貧困と教育』2014

    • 著者名/発表者名
      上間陽子
    • 出版者
      かもがわ出版

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公開日: 2015-06-25  

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