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2014 年度 実施状況報告書

開発途上国の基礎教育における留年・退学の包括的な要因分析

研究課題

研究課題/領域番号 24730705
研究機関鳴門教育大学

研究代表者

石坂 広樹  鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (20537493)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2017-03-31
キーワード比較教育 / 国際協力 / 不登校 / 留年 / 数学教育 / 英語教育
研究実績の概要

本年度は、フィリピンを訪問し、これまでに得られた量的データを補完する質的データや学力データなどを収集することに集中した。他方、データの電子化を終えたものを分析し、ガーナとフィリピンに関する発表を日本比較教育学会と国際学会にて実施した。不登校傾向の強い児童・生徒は、学習目的志向が低く、家庭での影響とともに学校でのモチベーションを高める教育活動が少ないことが要因として考えられた。また、学校内での体罰も不登校傾向を高める要因になっている可能性が確認された。シエラレオネ・ホンジュラス・コスタリカ等のデータの電子化も完了できたところ、来年度においては発表・論文投稿につなげることとしたい。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

予定していた発表も計画通り実施できている。また、必要となるデータの電子化も完了できた。

今後の研究の推進方策

来年度は、ガーナ、フィリピン以外の国についての発表・論文投稿を随時実施していくこととする。また、クロス・カントリーでの分析も終え、研究全体としての発表と論文投稿の準備もしていくこととする。

次年度使用額が生じた理由

当初予定していたほど、データ入力の業務量がなかったため。

次年度使用額の使用計画

来年度は、基本として追加調査はせず、データ分析に必要となる謝金・消耗品・物品などの購入を想定している。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] A Study on Students' Mathematical Difficulties in Philippines2014

    • 著者名/発表者名
      Hiroki Ishizaka, Hideyuki Akai, Kaori Kitano
    • 学会等名
      International Society for Mathematics and Science Education
    • 発表場所
      Vientiane, Laos PDR
    • 年月日
      2014-12-28 – 2014-12-28
  • [学会発表] An Analysis on Issues Junior High School Students in Ghana Face and Their Social Awareness2014

    • 著者名/発表者名
      Hiroki Ishizaka
    • 学会等名
      日本比較教育学会
    • 発表場所
      名古屋大学(愛知県・名古屋市)
    • 年月日
      2014-07-13 – 2014-07-13
  • [学会発表] フィリピン中等教育校における生徒の学習等に係る意識についてー人間関係の影響や性役割観と関連してー2014

    • 著者名/発表者名
      池上宗仲・石坂広樹
    • 学会等名
      日本比較教育学会
    • 発表場所
      名古屋大学(愛知県・名古屋市)
    • 年月日
      2014-07-12 – 2014-07-12

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公開日: 2016-06-01  

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