研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は,中学校数学の証明問題の解決場面で「未完成な証明」を生成する中学生の「架橋過程」での認知的要因と思考を同定し,それに基いて中学生の「架橋過程」を促進する教授上の視点を見出すことであった.「未完成な証明」を生成した認知的要因を分析するために,「仮説的架橋」と「調整」という観点から成る分析枠組みを構築し,インタビュー調査を実施して得たデータを分析した.その結果,「未完成な証明」を生成する中学生の認知的特徴を同定し,「未完成な証明」を生成した生徒への教授上の視点を示唆した.
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第46回日本数学教育学会秋期研究大会発表集録
ページ: 361-362
第45回日本数学教育学会数学教育発表会論文集
ページ: 875-880
宇都宮大学教育学部教育実践総合センター紀要
巻: 35巻 ページ: 293-298