研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、部活動における問題行動の発生と収束メカニズム、ならびに部活動における問題行動の影響を実証的に明らかにすることである。大学生を対象にした質問紙調査データの分析を中心に研究を進めた結果、次の点が明らかとなった。部活動参加者は指導者の暴力を短期的にはマイナスの経験(部活動不適応)、長期的にはプラスの経験として解釈していた。また部活動の暴力発生状況を検討した結果、暴力加害者だけではなく被害者も部活動内の暴力を「正当化」していたことが明らかとなった。
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大分大学教育福祉科学部研究紀要
巻: 第35巻第2号 ページ: 153-163