研究課題
若手研究(B)
発達性読み書き障害児の示す読み書き困難の背景に視覚処理の困難が指摘されてきたが、その評価課題や発達基準について十分に検討されていない。本研究では、視覚性ワーキングメモリ-を中心に、日本語の読み学習を意識した視覚性機能の評価課題を作成し、その発達基準値について検討した。その結果、児童を対象に、読み書き学習の成績と関連した視覚性ワーキングメモリを含む視覚処理評価課題の発達基準値を明らかにすることができた。また、視覚処理に困難を示す発達性読み書き障害児に対して、読み書き学習に必要とされるスキルの向上を目的とする支援を実施し、その効果を確かめることができた。
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