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2015 年度 研究成果報告書

超平面配置の自由性の多角的解析と関連する幾何学の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24740012
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 代数学
研究機関九州大学 (2015)
京都大学 (2012-2014)

研究代表者

阿部 拓郎  九州大学, マス・フォア・インダストリ研究所, 准教授 (50435971)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード超平面配置 / 自由配置 / 代数学 / 代数幾何学 / ベクトル束 / ルート系とワイル群 / イデアル / 直線配置
研究成果の概要

本研究計画では、超平面配置の自由性をより深く研究し、更にその幾何学的意味を探求することを目標とした。それらの研究目標は、当初想定を大幅に超える形で達成された。まず、ルート系のイデアルと呼ばれる部分集合から定まるワイル配置の部分配置の位相幾何を、自由配置を用いて記述した。そして、寺尾宏明氏が1980年に開発した自由性に関する加除定理を一般化した剰余定理を証明し、それを用いて剰余的自由配置という、自由性が組み合わせ論的に定まる非常に大きなクラスを定式化した。これらはどちらも、自由性の絡んだ非常に大きな進展であり、本研究計画は大きな成功を収めたといえる。

自由記述の分野

超平面配置に関する数学

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公開日: 2017-05-10  

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