研究課題
若手研究(B)
保型形式の構成に関して、古くから知られている調和多項式から定義されるtheta級数について不変式論の観点から検討した。具体的には, 調和多項式を定義される際に用いられる格子の自己同型群に関して不変な調和多項式に制限しても得られるtheta級数の空間はv小さくならないことは容易にわかるが, 格子がE_8格子の場合不変な調和多項式から楕円保型形式の空間への写像が重さが低いところでは単射となることが分かった(実際の計算は、大学院生の船田氏による)。
整数論