研究課題
2次斜交群GSp(2,R)のSiegel放物部分群から誘導された一般化主系列表現のWhittaker関数の明示公式を用いて、Novodvorskyのゼータ積分のアルキメデス部分を計算し、期待される局所関数等式を証明した。この結果、森山知則氏らの先行研究と併せて、Whittaker模型を持つGSp(2)上のすべての尖点保型表現に対して、完備化されたスピノールL関数の正則性や大域関数等式の積分表示を通じた証明が完成したことになる。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)
Proc. Japan Acad. Ser. A Math. Sci.
巻: 92 ページ: 27-32
10.3792/pjaa.92.27