• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 実績報告書

Heegaard理論を用いた結び目の研究

研究課題

研究課題/領域番号 24740041
研究機関上越教育大学

研究代表者

斎藤 敏夫  上越教育大学, 学校教育研究科(研究院), 准教授 (90397670)

キーワード3次元多様体 / Heegaard分解 / 結び目 / タングル
研究概要

【結び目の複雑度に関する研究】結び目の複雑さを表すHempel距離と種数gのHeegaard曲面に対するb-橋分解,これを(g,b)-分解とよぶ,に関する研究を市原一裕氏(日本大学)と共同で行い,次を示した:任意に与えられた3次元閉多様体M,非負整数g,自然数b,nに対して, Hempel距離がnより大きい(g,b)-分解をもつM内の結び目が自明な例外を除いて存在する.先行研究からの大きな改良点は,本定理では多様体が任意に与えられるところにある.応用として,任意の自然数t,m≦t+1を満たす任意の非負整数mに対して,トンネル数tでmeridional destabilizing numberがmとなるような3次元球面内の結び目の存在定理が得られた.同時に,本研究をさらに推進するためには,やはりタングルに関する詳細な考察が不可欠との考えに至る.
【タングルに関する研究】タングルとは境界付きコンパクト3次元多様体Nと,N内に適切に埋め込まれた1次元多様体Tとの組(N,T)であり,主に結び目の構成要素として知られている.今年度は本研究課題である「Heegaard理論を用いた結び目の研究」を基盤として,同理論を用いて自由タングルの考察に関する考察を行った.
【結び目のレンズ空間手術に関する研究】レンズ空間手術予想の解決へ向けて,対象をトンネル数1の結び目,すなわち,結び目外部空間が種数2のHeegaard分解を許容する結び目によるデーン手術とし,この操作によりHeegaard種数が落ちるための条件を改良した.

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] Knots with arbitrarily high distance bridge decompositions2013

    • 著者名/発表者名
      Kazuhiro Ichihara and Toshio Saito
    • 雑誌名

      Bull. Korean Math. Soc.

      巻: 50, no. 6 ページ: 1989-2000

    • DOI

      10.4134/BKMS.2013.50.6.1989

    • 査読あり
  • [学会発表] Tunnel number of tangles and knots

    • 著者名/発表者名
      Toshio Saito
    • 学会等名
      International Conference on Topology and Geometry 2013
    • 発表場所
      島根大学
  • [学会発表] Meridional destabilizing number of knots

    • 著者名/発表者名
      Toshio Saito
    • 学会等名
      日本数学会秋季総合分科会
    • 発表場所
      愛媛大学

URL: 

公開日: 2015-05-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi