研究課題
若手研究(B)
超新星爆発にいたる大質量星が、爆発を起こす直前にどのような姿となっているかを明らかにするため、高頻度の可視光突発天体サーベイ観測を行った。すばる望遠鏡広視野カメラ(Hyper Suprime-Cam)を用いた観測では、超新星爆発の最初期と思われる急増光する明るい天体を発見し、母天体が爆発直前に大規模な質量放出を起こす場合があることを提案した。また、超新星爆発のモデルと観測を直接比較するため、多次元、時間依存、波長依存の輻射輸送シミュレーションコードを開発した。
宇宙物理学