研究課題
若手研究(B)
基底準位の磁気双極子モーメントをその符号まで含めて決定できる回転磁場を用いたβ ray-detected nuclear-magnetic resonance method (β-NMR法)の開発を行った。回転磁場の回転方向、偏向度は二つのピックアップコイルにて確認した。装置の完成後、磁気双極子モーメントの絶対値、符号がともに既知である原子核20Fに対して本手法を適用した。得られた結果より求めった符号は正であり、これは文献値と一致する。これにより回転磁場を用いたβ-NMR法による磁気双極子モーメントの符号測定に目途がついた。
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Hyp. Int.
巻: 220 ページ: 65-69
10.1007/s10751-012-0721-5