安定核イオン源によるオフラインと不安定核イオンによるオンラインの両方において、イオンサーフィン型RFカーペットの性能テスト行った。K+、Cs+によるオフライン実験では、一般的なガス圧100mbarより高圧下においてもなお100%近い効率を達成した。これを元に開発されるガスセルは低エネルギー不安定核実験の根幹となり、より高圧で動作することでより高効率を得ることにつながる。これらの結果は昨年誌上発表した。 またこれを基に核融合反応による高エネルギー不安定核を用いたオンライン実験においても実装され、205Frを用いた測定で約30%の停止・引出し効率を得た。オンライン実験の結果は近々誌上発表予定である。
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