一般相対論的重力、核密度状態方程式、理想磁気流体、ニュートリノ輻射輸送を実装した数値相対論コードを作成した。具体的には数値相対論ー磁気流体コード、数値相対論―ニュートリノ輻射コードを連星中性子星合体及びブラックホール―中性子星合体へ転用した。これは、磁気流体不安定性を解像するには研究開始当初より遥かに高い解像度が必要であることが判明したため、物理時間にして重力崩壊より短い時間で済むコンパクト連星にコードを転用した。連星合体における磁場増幅、磁気乱流粘性、ニュートリノ輻射輸送の効果と元素合成をまとめた論文を3年間で13遍出版した。また、多数の国際会議/国内会議において招待講演を依頼さた。
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