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2013 年度 実績報告書

次世代光増幅素子の飛躍的な性能向上と革新的撮像型サーベイメータへの応用

研究課題

研究課題/領域番号 24740173
研究機関山形大学

研究代表者

中森 健之  山形大学, 理学部, 准教授 (30531876)

キーワード放射線検出器
研究概要

信号増幅機能を持つ新しい光センサMPPCをサーベイメータに採用し高線量場で長期的に使用した際、半導体素子そのものがガンマ線にさらされることによる放射線損傷と性能の劣化が懸念点として持ち上がった。そこでガンマ線照射に対して耐性を高くする改良を施したMPPCセンサをメーカと共同開発し、従来品と共にガンマ線を照射し、暗電流の増加率を比較することで耐性の評価を行った。その結果、100Gy程度のガンマ線被ばくに対して改造版素子の暗電流増加はせいぜい20%程度であり、シンチレーション検出器として動作させた際に662 keVガンマ線のエネルギー分解能にはほとんど影響を与えないことが分かった。サーベイメータ用のセンサとして過酷な放射線場でも使用することができることを実証した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Development of radiation-hardened MPPCs2013

    • 著者名/発表者名
      T. Nakamori
    • 学会等名
      33th International Cosmic Ray Conferenre
    • 発表場所
      Centro de Convencoes Sulamerica, Rio de Janeiro, Brazil
    • 年月日
      20130702-20130709

URL: 

公開日: 2015-05-28  

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