研究課題
若手研究(B)
銅酸化物単膜試料(La1-xSrxCuO4)、チタン酸化物単膜試料(TiO2)、その二つのヘテロ接合試料において光ポンプ・テラヘルツプローブ分光を行った。銅酸化物単膜試料においては光照射によって過渡的に超電導状態が壊れ、その回復に数十ピコ秒かかることを見出した。TiO2単膜試料においては光照射によってDrude応答が現れることを見出した。ヘテロ接合試料においては光キャリア注入による超電導状態の出現は観測されなかった。これを観測するためにはドーピング濃度が極力制御されたヘテロ接合試料を用いて、4 Kまで冷却可能なオプティスタットを用いて実験を行う必要があることがわかった。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)
Applied Physics Letters
巻: vol. 102 ページ: 091104-1 - 091104-4
10.1063/1.4794413
巻: Vol. 102 ページ: 093301-1 - 093301-5
10.1063/1.4794055
http://pete.k.u-tokyo.ac.jp/