• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 研究成果報告書

軌道角運動量を持った光と素励起との相互作用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 24740200
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 物性Ⅰ
研究機関山梨大学

研究代表者

東海林 篤  山梨大学, 医学工学総合研究部, 助教 (40392724)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
キーワード半導体 / 四重極子 / 光の空間モード
研究概要

これまで光は平面波として扱われてきたが、近年、軌道角運動量を持った光に注目が集まっている。本研究ではこの光の軌道角運動量が物質中の素励起にどのような影響を与えるのかを探ってきた。半導体・亜酸化銅中の最低励起の素励起は角運動量が2変化する過程であり、通常の光は1であることからこれを遷移させることが出来ない。これに対し、軌道角運動量に1を持った光は全角運動量2を持つことから励起することが出来ると期待される。軌道角運動量を持ち、素励起に共鳴するエネルギーの光を亜酸化銅に照射したところ、低エネルギー側からの発光が観測され、これまで通常の光では観測できなかった素励起を励起できることが明らかとなった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 軌道角運動量を有する光による亜酸化銅1sオルソ励起子の励起2014

    • 著者名/発表者名
      東海林篤、大友明、齋藤伸吾
    • 学会等名
      日本物理学会
    • 発表場所
      東海大湘南キャンパス
    • 年月日
      2014-03-29
  • [備考]

    • URL

      http://www.inorg.yamanashi.ac.jp/research/18

URL: 

公開日: 2015-06-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi