研究課題
若手研究(B)
トポロジカル絶縁体の表面電子状態においてWarping効果の違うBi2Se3にGeBi2Te4について、主にGeBi2Te4について、その電子状態について新しい知見を得るために、高分解能角度分解光電子分光実験を行った。得られた成果は、両者は、同様な分散形状をしたディラックコーンを持ち、フェルミ準位近傍に結合エネルギー 15-17meVにフォノンによる折れ曲がり構造観測した。Bi2Se3においては、ディラック点付近での準粒子散乱(フォノン―電子散乱、電子ー電子散乱)の抑制を見出したが、GeBi2Te4ではディラック点近傍での顕著な散乱の抑制効果は見られなかった。
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JPS Conference Proceedings
巻: Vol. 1 ページ: 012017-1 - 012017-4
10.7566/JPSCP.1.012017