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2014 年度 研究成果報告書

強相関電子系の秩序相における新奇な非平衡現象の理論

研究課題

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研究課題/領域番号 24740244
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 物性Ⅱ
研究機関中央大学 (2013-2014)
分子科学研究所 (2012)

研究代表者

田中 康寛  中央大学, 理工学部, 助教 (50541801)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード非線形伝導 / 電流電圧特性 / 負性微分抵抗 / 絶縁破壊
研究成果の概要

金属電極に繋がれた絶縁体における電流電圧特性について、非平衡系の理論を用いた研究を行った。まず、有機導体beta-(meso-DMBEDT-TTF)2PF6における実験を念頭に、電荷整列のある絶縁体を考え、電圧印加によってその電荷整列がどのように壊され電流が流れるかを調べた。その結果、電荷整列が残った状態で電流が流れる非平衡系特有の相が現れる可能性を見出した。また、電極のある系での理論解析結果、とくに負性微分抵抗(電圧の増加に伴い電流が減少する振る舞い)の起源を調べるため、より単純化されたモデルに対し厳密な解析を行い、その出現条件を明らかにした。

自由記述の分野

物性理論

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公開日: 2016-06-03  

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