研究課題/領域番号 |
24740248
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
松本 裕司 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (00610304)
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キーワード | フェルミオロジー / 量子振動 / 希土類金属化合物 / 圧力 |
研究概要 |
表面インピーダンス測定のための周波数カウンター・ファンクションジェネレータを購入した。現在室温において表面インピーダンス測定を行っているところである。高圧セルは現在設計中である。試料育成に関してはCeRhIn5はすでにできているので測定装置ができ次第測定に取り掛かれる状況である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
昨年度、4月より日本原子力研究開発機構から名古屋工業大学に異動したため、研究環境が環境が変化した。それにより、低温・圧力装置の作製が一からになったのと、技術支援を得にくくなった、アクチノイド化合物の使用ができなくなったため遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
現在室温において表面インピーダンス測定を行っているところである。今後は、ヘリウム温度で測定可能な低温測定用のプローブを作製する。また、プローブにセット可能な高圧セルを設計し作成する。その後、高圧下において表面インピーダンス測定によりCeRhIn5の電子状態を明らかにする。
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次年度の研究費の使用計画 |
圧力セルの作成がまだ進んでいないため 圧力セルの作成と、表面インピーダンス測定用の回路部品の購入
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