研究課題
平成26年度は,平成25年度に製作した軽ガス銃の試射・実用化,および揮発性を持つ標的への衝突実験を予定していたが,平成26年1月6日~平成27年3月31日の期間,当該科学研究費による研究を中断していた。中断期間中に行う予定であった研究は,平成27年度に実施予定である。
3: やや遅れている
産前産後の休暇および育児休業の取得に伴い,当該科学研究費による研究を中断していたため。
まず縦型ガス銃の試射を行い,ガス除去チェンバーの設置によって弾丸加速のための圧縮ガスが,どの程度除去できているかを調べる。煙による空気の流れの可視化や,粉体標的でのエジェクタ軌跡の可視化等を用いて調査し,実験への影響を明らかにする。万が一圧縮ガスが漏れてしまう場合は,サボの材質やサボストッパーの形状を工夫して対応することを考えている。その後,雪標的への衝突実験に取り組む。雪を用いた実験は低温実験室内で行う必要がある。神戸大学実験惑星科学研究室にある低温実験室の使用について,問い合わせている。
物品購入に際し割引があったため。
実験に必要な消耗品を購入する予定である。