研究課題/領域番号 |
24740337
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
超高層物理学
|
研究機関 | 独立行政法人宇宙航空研究開発機構 |
研究代表者 |
長谷川 洋 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 助教 (50435799)
|
研究協力者 |
SONNERUP Bengt 米国ダートマス大学, セイヤー工学部, 名誉教授
中村 琢磨 オーストリア科学アカデミー, 宇宙科学研究所, 研究員
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | 衛星観測 / 地球・惑星磁気圏 / 磁気リコネクション / 宇宙プラズマ / データ解析手法 / 磁気圏界面 / 磁気フラックスロープ / 時空間構造 |
研究成果の概要 |
複数衛星観測のデータを用いて、宇宙プラズマの四次元時空間構造を再現する革新的なデータ解析手法を開発することを目的とした。二次元構造の時間発展を精度よく再現する手法、磁場やプラズマの三次元空間構造を二衛星観測から再現する手法、磁気リコネクションの電子拡散領域の二次元構造を再現する手法などの開発に成功した。そのうちの一手法をテミス衛星観測に適用し、地球磁気圏界面での磁気リコネクションによって形成された磁気フラックスロープが強い三次元性を持つことを発見した。2015年3月に無事打上げられたNASAの磁気圏編隊観測衛星(MMS)がもたらす高分解能データの解析に必要な手法開発は、ほぼ終了したと言える。
|
自由記述の分野 |
宇宙プラズマ物理学
|