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2014 年度 研究成果報告書

海溝型地震発生機構の理解:シリカ・粘土続成作用からのアプローチ

研究課題

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研究課題/領域番号 24740339
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 地質学
研究機関北海道大学 (2013-2014)
東京大学 (2012)

研究代表者

亀田 純  北海道大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (40568713)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード東北地方太平洋沖地震 / スメクタイト / 続成作用
研究成果の概要

東北沖地震では、従来地震が起こらないと考えられていた海溝先端まで断層すべりが伝播し、巨大津波を引き起こしたと考えられている。このような海溝浅部における断層運動の実態解明を目指して、プレート境界断層を含む掘削試料の鉱物分析を行った。分析の結果、プレート境界断層において高い濃度でスメクタイトが濃集していることが確認された。スメクタイトは、摩擦強度が小さく、高速すべり時には効果的に断層強度を低下させることが知られている。したがって、日本海溝におけるプレート境界断層の浅部断層すべりは、スメクタイトに富むという断層の鉱物学的特徴に強く影響を受けているものと考えられる。

自由記述の分野

粘土鉱物学

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公開日: 2016-06-03  

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